不動産投資クラウドファンディングではいくつかのサービスがありますが、今回紹介するのは「victory fund(ビクトリーファンド)」。
victory fund(ビクトリーファンド)は他の不動産投資クラウドファンディングに比べてどのような特徴があるのでしょうか。
そこで今回は、victory fund(ビクトリーファンド)の特徴やメリット・デメリット、実際の評判や始め方などを解説していきます。
victory fund(ビクトリーファンド)を利用するか迷っている人は是非最後までご覧ください。
victory fund(ビクトリーファンド)の基本情報
会社名 | カチデベロップメント株式会社 |
設立日 | 平成9年7月7日 |
資本金 | 13,425万円 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町1-5-15 昇賢ビル2階 |
許認可 | 宅地建物取引業東京都知事(4)第79547号 |
電話番番号 | 03-6262-3255 |
victory fund(ビクトリーファンド)は、カチデベロップメント株式会社が運営しているサービスです。
カチデベロップメント株式会社は、創業から25年以上経過しており、都内を中心とした不動産の買取や再販をメインに行っています。
victory fund(ビクトリーファンド)のメリット
victory fund(ビクトリーファンド)のメリットは全部で5つです。
- 圧倒的な利回り率
- 運用期間が半年から1年と非常に短期
- 優先劣後システムがある
- インカムゲインとキャピタルゲインの両方がある
- 大型の案件が多いので応募しやすい
1つずつ解説します。
圧倒的な利回り率
victory fund(ビクトリーファンド)は、他の不動産投資クラウドファンディングサービスに比べて圧倒的な利回り率が特徴的です。
他の不動産投資クラウドファンディングサービスの場合、利回り率はおよそ5%〜8%が相場ですが、victory fund(ビクトリーファンド)の利回り率は最高で10.5%もあります。
現在4つのファンドがありますが、10.5%以外のファンドも全て10%と非常に高いです。
もちろんリスクもありますが、できるだけ高い利回り率を狙って少しでも多く稼ぎたい人にはおすすめの不動産投資クラウドファンディングサービスと言えるでしょう。
運用期間が半年から1年
不動産投資クラウドファンディングサービスによっては2年以上の運用期間が長期のファンドしかないケースもありますが、victory fund(ビクトリーファンド)の場合、半年から1年ほどの運用期間になります。
運用期間中は解約できなかったり途中で引き出すことができなかったりするケースがほとんどなので、長期的な運用の場合、不安に感じる人も少なくありません。
しかし、半年から1年の運用期間であれば短くもなく長くもないので、比較的扱いやすいです。
優先劣後システムがある
victory fund(ビクトリーファンド)には、「優先劣後システム」があります。
優先劣後システムとは、損失が生じる際に運営会社と投資の間で優先順位をつけることです。
優先劣後システムがあることでファンドを売却したときに損失が発生しても、一定の金額までは運営会社が保証してくれます。
そのため、損失するリスクが怖いという人でも安心です。
ただし、元本保証するわけではないので間違えないように注意しましょう。
インカムゲインとキャピタルゲインの両方がある
victory fund(ビクトリーファンド)には、インカムゲインとキャピタルゲインの両方があります。
インカムゲインとは、資産を持っていることで得られる利益のことです。
不動産投資クラウドファンディングにおいては賃貸収入が挙げられます。
一方のキャピタルゲインは、資産を売却することで得られる利益のことです。
ファンドを売却した場合などはキャピタルゲインに該当します。
victory fund(ビクトリーファンド)は両方狙うことのできるファンド組成をしているので、収益の最大化が可能です。
大型の案件が多いので応募しやすい
不動産投資クラウドファンディングは利回りの高さから最近注目されています。
そのため、サービスによっては募集が始まると先着順のことが多く、人気の案件はすぐに定員オーバーで締め切りになることも珍しくありません。
その分、victory fund(ビクトリーファンド)では、数億円規模の案件を運用しているので、定員オーバーになる心配もないでしょう。
victory fund(ビクトリーファンド)のデメリット
victory fund(ビクトリーファンド)のデメリットは2つあります。
- これまでの実績がない
- 運用中のファンドが少ない
それぞれ順番に解説します。
これまでの実績がない
victory fund(ビクトリーファンド)では、現在4つのファンドが運用中となっていますが、これまでに運用が完了したファンドは1つもありません。
過去の実績が無いため、不安に感じる人も多いはずです。
また、利回り率もあくまで目標値なので、状況によっては下がることも十分あり得ます。
現在は4つのファンド全て応募が終了しているので、次回応募するときには運用が完了した過去のデータを参考にしてから応募するか判断しましょう。
運用中のファンドが少ない
他の不動産投資クラウドファンディングサービスでは数十種類のファンドを取り扱っていますが、victory fund(ビクトリーファンド)では全部で4つのファンドしか取り扱っていません。
他の不動産投資クラウドファンディングサービスよりも圧倒的に種類が少ないので、自分好みの案件が見つからないこともあります。
現在運用中の案件が無事に終了すれば今後も案件の増加に期待できますが、劇的に増える可能性は低いでしょう。
複数の案件の中から吟味して決めたいのであれば、思い切って別の不動産投資クラウドファンディングサービスを利用するのがおすすめです。
victory fund(ビクトリーファンド)によるリスク対策
投資にリスクはつきものですが、なるべくであれば損するリスクは避けたいですよね。
victory fund(ビクトリーファンド)によるリスク対策には以下の3つがあります。
- 優先劣後出資方式の採用
- 賃料保証の設定
- 東京23区内をメインとしたファンド
1つずつ解説します。
優先劣後システムの採用
victory fund(ビクトリーファンド)では、メリットでも説明したように損失が発生しそうなときに優先的に運営会社の投資分で損失を賄う「優先劣後システム」が採用されています。
運営会社が出資している範囲内の損失であれば、投資家へのリスクはありません。
実際に募集しているファンドで、出資総額35,000,000円のうち5,000,000円は運営会社が負担しています。
そのため、リスクを恐れている人にも安心です。
賃料保証の設定
victory fund(ビクトリーファンド)では、賃料保証も設定されています。
賃料保証とは、毎月決められている配当金のことです。
案件によって保証期間が異なりますが、賃料保証があることで投資家は毎月安定した収益を受け取ることができます。
東京23区内をメインとしたファンド
victory fund(ビクトリーファンド)が取り扱っているファンドは全て東京23区内の物件です。
不動産投資型クラウドファンディングは、一般的に不動産を購入してから運用した後に売却することで投資家に収益を分配する仕組みとなっています。
地方であれば、人口が少ないので売却する際に一気に価格が暴落してしまうケースも珍しくありません。
しかし、東京23区内であれば人口が多いので価格も非常に安定しており、目標値から大きくズレることが少なくなります。
victory fund(ビクトリーファンド)の始め方
victory fund(ビクトリーファンド)の始め方は以下の7ステップです。
- 会員登録
- 本人確認書類の提出
- 出資申込
- 出資成立後の入金
- 募集結果の確認
- ファンドの運用
- 分配・出資金払戻
順番に説明します。
1.会員登録
まずは公式サイトにアクセスして、右上の会員登録ボタンを押します。
メールアドレスやパスワードなどを作成して仮登録を完了させます。
2.本人確認書類の提出
仮登録が完了すると入力したメールアドレスにメールが届くので、「スマホを利用したオンライン認証」または「ハガキを郵送して本人確認」のどちらかを選択しましょう。
スマホを利用したオンライン認証の場合は、メールとSMSが届くので、運転免許証やマイナンバーカード・在留カードのいずれかを用意する必要があります。
また、自分の顔をカメラで撮影するので、マスクやサングラスなどは外して撮影しましょう。
ハガキを郵送して本人確認する場合は、本人確認書類や口座情報や銀行口座書類をアップロードします。
本人確認書類は以下のいずれか2点が必要です。
- 運転免許証
- 写真付き住基カード
- パスポートの顔写真貼付面と所持人記載面
- 在留カード
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカードの表面のみ
- 特別永住者証明書(両面必須)
審査が終わると、本人確認完了のハガキが送られてきます。
3.出資申込
公式サイトの「ファンド一覧」より、出資したいファンドを選びましょう。
物件概要などをしっかり見たうえで申込口数と出資金額を入力します。
その後、「電子取引に係る重要事項(PDF)」をチェックして「投資する」ボタンをクリックしましょう。
4.出資成立後の入金
出資が成立すると、「契約成立時書面」と「取引専用口座情報」がメールで送られてきます。
しっかり内容を確認してから期日までに入金しましょう。
5.募集結果の確認
募集期間が終了すると、募集結果がメールで送られてきます。
6.ファンドの運用
ファンドの運用が開始されます。
運用期間中はマイページで逐一、運用状況をチェックすることが可能です。
7.分配・出資金払戻
分配金や出資金払い戻しについては「投資分配状況一覧」で確認することができます。
これらは手続きしなくても口座に直接振り込まれます。
victory fund(ビクトリーファンド)の良い評判
まずはvictory fund(ビクトリーファンド)の良い評判を見ていきましょう。
”victory fundは首都圏エリア中心だけど利回り高いのがおススメ”
1億円を貯めてみよう!chapter2
”victory fundの目標利利回り10%はもっと注目されてもいいと思うけどみんな知らないよね”
1億円を貯めてみよう!chapter2
”#VictoryFund の新案件が、残念ながら募集停止。
Twitter
その理由を紹介します。
ネガティブな理由でなくて良かったです😃
余った資金はまた別の場所へ。
”victory fund(#ビクトリーファンド)に口座開設するとAmazonギフト券1000円分貰えます!!
Twitter
✅キャンペーン復活
✅高利回りだから人気
✅第1号ファンド完売なのはスゲー
1号案件は2.75億円の巨額ファンドでした。しかし完売する程人気だったようです
なんか色々と凄いでよね~
”victory fundは、募集金額が多いから忘れていても投資できた”
1億円を貯めてみよう!chapter2
口コミを調査した中で、利回りの高さに惹かれてvictory fund(ビクトリーファンド)を選んだという声が非常に多くありました。
また、victory fund(ビクトリーファンド)で口座開設を行うことでAmazonギフト券がもらえるというサービスも提供していたみたいです。
大型案件もあるので、他のファンドに比べて完売するまでに時間があるのもメリットですね。
victory fund(ビクトリーファンド)の悪い評判
次にvictory fund(ビクトリーファンド)の悪い評判を見ていきましょう。
”最近のvictory fundの案件は募集金額が少ないのが難点”
1億円を貯めてみよう!chapter2
”victory fundのファンドは、1万円から投資できるといっても実際は、最低投資金額10万円ばかりだよね”
1億円を貯めてみよう!chapter2
2億7,500万円のファンドが登場しましたが、それ以降は数千万円規模の案件しか募集されていません。
しかし、一度は数億円規模の大型案件が登場しているので、今後に期待です。
また、不動産投資クラウドファンディングサービスによっては1万円から投資することができます。
victory fund(ビクトリーファンド)の場合、1口1万円ですが、最低でも10口申し込まなければいけません。
そのため、投資初心者の人や金銭的に余裕がない人にとってはハードルが高いと感じるはずです。
victory fund(ビクトリーファンド)で実際に募集しているファンド一覧
実際にvictory fund(ビクトリーファンド)で募集している案件を4つ紹介します。
- 小平市用地収益化プロジェクト(No.1)
- 浅草1丁目商業ビルプロジェクト
- 小平市用地収益化プロジェクト(№2)
- 小平市用地収益化プロジェクト(№3)
小平市用地収益化プロジェクト(No.1)
- 募集金額 :30,000,000円
- 募集想定利回り:10%
- 運用期間 :6ヶ月
- 場所 :東京都小平市
「小平市用地収益化プロジェクト(No.1)」は、果実栽培に特化している地域の東京都小平市で未利用地の収益化を目的とした案件です。
広さは150㎡を対象としており、交通量が多い場所です。
出資総額は35,000,000円を予定していますが、優先劣後システムを採用しているので、そのうちの5,000,000円は運営会社が負担します。
他の物件と比較した結果、売却価格は40,000,000円であることを見越して、キャピタルゲインを含めて利回り10%を予定しています。
浅草1丁目商業ビルプロジェクト
- 募集金額 :275,000,000円
- 募集想定利回り:10.5%
- 運用期間 :12ヶ月
- 場所 :東京都浅草
「浅草1丁目商業ビルプロジェクト」は、既存の商業施設を再生して収益を伸ばすことを目的とした案件です。
30年以上の歴史があるので、改築することで更なる集客の増加が見込めます。
運用期間中は賃料収入を確保し、運用期間が終了した場合には売却して10.5%の利回りが目標です。
2,800万円が運営会社負担で改築後の物件価格は370,000,000円を売却想定額としています。
小平市用地収益化プロジェクト(№2)
- 募集金額 :50,000,000円
- 募集想定利回り:10%
- 運用期間 :10ヶ月
- 場所 :東京都小平市
「小平市用地収益化プロジェクト(№2)」は、先ほど紹介した小平市用地収益化プロジェク(No.1)と同じで、未利用地の収益化を目的とした案件です。
270㎡を対象としており、出資総額60,000,000円のうち50,000,000円を優先募集で10,000,000円は運営会社負担となっています。
売却価格は70,000,000円を予想しており、利回り10%の予定です。
小平市用地収益化プロジェクト(№3)
- 募集金額 :60,000,000円
- 募集想定利回り:10%
- 運用期間 :11ヶ月
- 場所 :東京都小平市
「小平市用地収益化プロジェクト(№3)」は、小平市の中でも小川町2丁目の用地収益化を目的とした物件です。
広さは348㎡を対象としており、出資総額65,000,000円のうち60,000,000円が優先募集です。
売却価格は75,000,000円を予定しており、目標利回りは10%に設定しています。
victory fund(ビクトリーファンド)がおすすめな人
victory fund(ビクトリーファンド)がおすすめな人は以下に当てはまる人です。
- 高利回りを狙いたい人
- リスクをなるべく回避したい人
それぞれの理由を解説します。
高利回りを狙いたい人
victory fund(ビクトリーファンド)は4つの案件全てが利回り10%以上です。
利回り10%以上の不動産投資型クラウドファンディングサービスはなかなかありません。
運用期間も半年から1年未満と非常に短いので、短期間で高利回りを狙いたい人におすすめです。
リスクをなるべく回避したい人
victory fund(ビクトリーファンド)は、優先劣後出資方式の採用や賃料保証の設定・東京23区内をメインとしたファンドなど、リスクを回避するための様々な対策を講じています。
そのため、リスクをなるべく回避したい人こそ不動産投資型クラウドファンディングサービスの中でvictory fund(ビクトリーファンド)を選ぶべきです。
まとめ
今回はvictory fund(ビクトリーファンド)の特徴やメリット・デメリット、実際の評判や始め方などを解説しました。
victory fund(ビクトリーファンド)は、非常に高い利回りが特徴的です。
現在は全ての案件が運用中なので応募することができませんが、新たな案件の募集が開始されたら応募を検討してみてはいかがでしょうか。